私の子育て①
2020年あけましておめでとうございます。
今年はこの世界が困難を乗り越え、素晴らしい1年になるような。。
そんな予感がしています❣️
今年の元旦は夫の実家ではなく、
初めて我が家で家族揃って元旦を迎えました。
結婚30年で初めてです。
ある意味、コロ助のおかげです。
今年は受験生の息子がいるのと、高齢の母のために
極力接触は避けようと、高齢の母は隣に住む義兄のお宅で、
これまた、義母にとっては多分、、、初めての
お正月を義兄の家で迎えました。これはこれで、よかった。
と思います。
さて、我が家は子供３人。
長女は２７歳になり、次女はもうすぐ２４歳。
そして長男は１８歳高校3年の大学受験真っ只中です。
振り返りますとこの27年間は子育て子育て子育ての
毎日でした。
アロマを始めたのが20年前ですから、
アロマ人生＝子育て人生といっても過言ではないくらいです。
でもアロマを学んでいたおかげで、多くのことを学びました。
長女の子育てについてはブログでもちょくちょく
書かせていただいているので割愛。
本日は次女について語らせて頂きます。
次女は、生まれた時からのんびりしたとても穏やかな子でした。
長女は早過ぎなのですが。。１０ヶ月で歩き出して、
その頃オムツも取れました。
２歳の時にはコマなし自転車を乗りこなしていました。
次女は、、１歳３ヶ月になってもハイハイで。。
一向に歩き出す気配がない。。心配しておりましたが、、
１歳３ヶ月の中頃で突然立っちをしてヨチヨチ歩き始めた
時はほっとしました。
オムツトレーニングも、、次女は、２歳すぎまで
かかったように記憶しています。
そんな次女。。
とっても優しくいつもニコニコしている子で、
周りの人たちをとっても幸福な笑顔にしてくれる子。。
と親バカながら思っていました。
私の代わりに母が次女を保育園にお迎えに行った時のこと、、
「ばあば〜お月様が＠＠ちゃん（←自分のこと）の後を
ついて来るよ〜」そんな可愛いことを話す子でした。
５歳の時、ピアノの先生からある一言を言われました。
「この子は意志がとても強い子よ」
？？？？そうなの？？？素直なんだけどなあ〜？
と思っていたのは私の大きな勘違いだったと気づいたのは、、
ずっと後のことでした。
3月の末生まれに加えのんびり屋の次女ですから、
小学校では当然のんびりさん。。
運動会ではビリにならなかったら良し！
別にビリでも良し！
成績もそんなに気にならず、この子が健康で学校楽しんで
行ってくれてたらそれで良し！
それが一番！！と思っていました。
長女と一緒にバレエも習わせました。
小学校1年生から6年生まで。
実は長女より、体型的にも潜在的にも次女の
方がバレエに向いていたと思います。
長女がある程度大きくなってから、言ったことは
「妹が本気でバレエを始めたら敵わないと思ってた。。
本気で妹のことが怖かった」と。。。
が！！いつまで経っても上達しないのです。
トウシューズを履けば、、「痛い・・痛い・・・！！」
と言って、生まれたての鹿！バンビ！！なのです。
小学6年生の時に、これはアカン。。と
別の道を歩かせることにしました。
そう。。ピアノの先生は見抜いてらしたのです。
とても意志が強い！と言うことを
イエ、、裏を返せば、、頑固だ。ということを。
でも、まだこの時はまだ、、やりやすく穏やかな次女。
と思い込んでいましたので、、
次女に、、人生、、世の中には嫌なことでも
頑張らないといけない時もある！我慢しなくちゃいけない時もある。
ということを知って欲しくて、
小学6年生の時にミニバスケットクラブに
入れました。。イエ、、放り込んだ。。と言った方が
近かったかもしれません。
嫌でもみんなと一緒に走らなくてはいけない時もある。
嫌でも頑張らなくてはいけない時もある。
ということを知って欲しくて。。
のちにこれが大失敗。だったということを知ることになるの
ですが。。。
中学生になり、私たち親は、次女の勉強への期待
は特にしていませんでした。
健康で、元気であれば。。。
中学ではテニス部に入り、特にテニスの成績を修める訳でもなく、
相変わらずのんびり過ごすのですが、、
テニスの腕は全くなのですが、、顧問からは絶大な信頼を
得ていました。
例えば、クラブ内で揉め事が会った時、
呼び出されるのが娘でした。
1年と３年が揉めているから、そこを上手く諫めて欲しいと。。
次女が言うには、私のこと1年生は先輩と思ってないから、
普通に話をして来る。だから、何を不満に思っているのかを
話してくれる。。
次女と同じ3年生のキャプテンはとても賢い子でしたから、
そのキャプテンを立てつつ、、副キャプテンが嫌な
思いもしないように。。。まるく事を修める。。
ほお〜〜。我が子ながらすごいやん！
「あんた、弁護士目指したら？？」
と言ったら、「人の揉め事聞くのなんて面倒くさいし嫌や」
じゃあ、あなたは優しいから看護師になったら？
（この時の私は、、看護師になったら、この子の
笑顔に騙されてくれる心優しいドクターがいるはず。。
ウヒッヒ。。。とお馬鹿な事を考えておりました）
と言ったら「血見るの嫌いやし、人の命に関わるような
ことは怖いから無理！！」と一言。
そしてこの次女、小学校の時に読み尽くした、
「＠＠＠のなぜなぜ？？」という大図鑑が功を奏したのか？
読書好きが功を奏したのか？よく分かりませんが、
まあまあな成績を収めるようになり、
親が思ってもみなかった高校へと進学することになりました。
高校では、泳げないのに、、、なぜか？水泳部のマネージャーになり、、
楽しい高校生活を送るのですが。。。
ある日次女が持って帰ってきた成績表。。
「！！！？？？。あんたの後ろに何人かしかいないの
わかってる？？？？汗汗汗」
次女「わかってる。だってわかれへんねんもん。」
私。。まあ。。。こんなことたまにはあるかあ。。
と思っていたのも束の間。。どんどん成績は下がり。。
なのに。。水泳部の顧問からは、なぜか？？
またもや絶大なる信頼を勝ち得ており。。
2年学年末の単位取得会議では、次女が英語の教科で
会議の議題に上がったものの、、
たまたま水泳部の顧問が英語科の教師だったこともあり、、
英語の授業を持ってもらっていないにも関わらず、、
「＠＠さんはやればできる子なんです」と、、次女を全面
援護してくださり、私が面倒を見ますから。と、、
その顧問のおかげで、、なんとか無事に3年に上がれた。。のでした。。
高校3年になり、、進路を決めなくてはいけない時期になり、、
次女の頑固さ（イエ、意志の強さ）は炸裂しました。
勉強しない。しない。。
寝る。。寝る。。（眠り病かと本気で心配しました。）
次女）行きたい大学無い。将来何がしたいかもわからない。
私）だったら、大学に行って決めればいい。
どこの大学へ行って欲しいとかそんなのは無いから、
あなたが行きたい大学へ行ったらいい。
次女）だからそれが（行きたい大学）無いから困ってるんやん。
私）だったら、あなたの成績で行ける範囲の一番上の大学へ
行けばいい。
次女）そんなん、行きたい訳じゃ無いから、行きたく無い。
毎日がこんな風で、、そのうち喧嘩になり、、寝続ける次女に
手を挙げることになり。。
ご近所の方から、よくぞ通報されなかった。。。と今にしたら
思います。。とほほ。。
で、ある日のこと
私）行きたい大学、したいこと、何も無いのなら就職しなさい！
次女）じゃあそうするわ！
と言うことで、担任に急遽個人面談をお願いしました。
先生！この子、行きたい大学、専門学校も無いから就職させますので、
就職先をお世話ください！！
と頭を下げましたら、、、
担任から、、「お母さん、うちの学校から就職した子は
いないので、、その道はないのです」
と、、、、
私と次女では喧嘩になるので、進路関係は夫にバトンタッチ
致しました。
そこで夫は怒りながらも、、とことん次女に付き合って
くれました。次女に使った大学受験料。塾代は。。
相当学になり、私は反対しましたが。。
夫が次女にしてあげたい。と言い。。
結局、絶対に無理。とわかっていた国公立まで
受験させました。。
高校の卒業式の時はまだ進路は決まってなかったのですが、
結局、滑り止めで11月末に合格していた大学へ進学すること
になりました。
（当時の私は、、あの、、11月末で受験やめていたら、、
冬季講習も、、数々の大学の受験料も。。要らなかったのに。。
その金額恐らく、、１００万円越え。。。ヒえええええ〜〜。
ある意味。。次女と私のカルマの解消かあ・・・と。。）
そうして次女は大学生になり、
次女はその人生を開眼させます。
学園祭の実行委員会に入り、、
その意志の強さ？頑固さ？？イエ、真面目さ。。
が買われ、、３回生の時には、副会長まですることになり、、
（会長はお祭り男で、落第までしてしまったので、、
実質。。裏の会長。。）
１００人以上の子分、、イエ、、会員を従え。。。
運営上致し方ない理由で大きなトラブルが出たものの。。
それを解決するために奔走し、見事無事納め。
また、学部の方では、、女子が少ない理系だったので、
教授に可愛がられ、、
卒業間近のある試験では、、まさかの！！学部１位。
という成績を収めました。。
んん〜〜。人生分からないものです。。
就職活動では、
私は最後の足掻き。。。で、、とても華やかなゼネコン関係
を勧めたのですが、、ブラックな企業は嫌。という次女。。
とってもとってもホワイトな企業に
技術系女子１名の枠にすんなりと決まりました。
今は、、とってもホワイトな会社で、
良き先輩と上司に恵まれ、
上司からかわいがられて、
条件よろしく働いております。。
んん〜〜。
はっきり言って、私の固定観念は、、この次女によって
覆されました。。
ある日私は次女に尋ねました。
私）ママがさあ、、あなたに、、人生にの中では、、
やりたくない事、、我慢しなくては行けない事も
ある。って事を知って欲しくてミニバスに小学校の時に
入れたけど、、あれって無駄やった？？？
次女）うん。あれは何にもならんかったな。無駄やった。
が〜〜ん！！やっぱりね。
これで、、目が覚めました。。
無理やり修行みたいな事を押し付けても、
親の道理でコントロールするような教育をしても、、
子供のためには何にもならない。。という事。
次女が頑固だったから。。イエ、意志が強い子だったから、、
私はそれを学ばされました。
もしも、我慢してでも頑張る素直な子だったら、、
今の次女は無かった。と思います。
きっと、ストレスいっぱいの。。。人生を送っていた事でしょう。。
私の価値観を見事にかち割ってくれた次女のお話でした。
長男編は次回に続く。。。
本日の香り：レモン、ミント、バジルのブレンド
