感謝の帯
2020年8月25日チェコ国民劇場/
チェコ国立バレエ フィリップ・バランキエヴィッチ監督と
嬉しいお知らせです。親馬鹿で申し訳ないですが。。
若い芸術家に贈られる芸術家賞を受賞しました。
写真に映ってるのは、
チェコ国立バレエ団の監督。
フィリップ・バランキエヴィッチ氏。
ドイツのシュツットガルトバレエ団から
チェコ国立バレエ団へ移籍を決めた矢先、
娘は舞台上で転倒骨折し、その折れた場所は左脚腓骨。そしてその日の内に手術。
というバレエダンサーにとって致命的な怪我。
それは2017年4月のことでした。
その時のことは、次のブログで紹介させてください。
手術の翌日バレエ団側から電話をくださったのは次期チェコ国立バレエ団の新監督に
なるフィリップ氏でした。
この時娘はチェコへ行く事を決めて心から良かった。と思ったらしいです。
また、その後の辛い、苦しいリハビリの最中、
何度かフィリップ氏とバレエ団でお会いしました。
その時仰ってくれたのは、
「焦る事ない。心配ない。ちゃんと治してから
来たら良いから。」
何度も何度も会う度にそのような事をお伝えくださいました。
怪我してしまって再起も分からない、
不安と心配の中、この監督の言葉はどれだけ娘の励みとなった事でしょう。
当時まだペーペーだった娘ですから、
契約破棄。となってもおかしくなかった状況でした。
そして移籍してからも数ヶ月は思うように動けない日々でした。
そんな中、回復を信じて待ってくださり、
そして回復と共に、
「ラ・バヤデール」のパドトロワ。
という復帰にふさわしい演目をくださったのも
フィリップ監督でした。
本当に感謝しかありません。
娘もフィリップ監督に心から感謝しております。
そうして、今回の受賞
チェコ国立劇場、オペラ部門の受賞者と、チェコ政府文化大臣と共に。
本当に心からおめでとう。
この受賞は貴方を支えてくれた全ての人の助けがあってこそでした。
この喜びを、感謝を決して忘れないでください。
頑張ってくれて、、、
ありがとう。。。 母より。